公開日: 2025年12月17日
キッチン選びで失敗しない!素材別お手入れ方法と選び方
こんにちは。北欧キッチン&インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)です。
誰とも被らない、私だけのオーダーキッチン。SNSや雑誌で素敵な事例を見るたびに、胸が高鳴りますよね。 でも、いざ自宅に採用するとなると「本当にこのままで大丈夫かな?」「お手入れが大変じゃないかな…」と、ちょっぴり不安になる方もいるのではないでしょうか。 特に、天然素材や特殊な仕上げは、お手入れ方法を間違えると、せっかくの美しいキッチンが台無しになってしまうことも。
この記事では、北欧キッチン&インテリア スタジオ「NOKKI」が、素材ごとの特徴と、お手入れのコツを徹底解説します。 ここを押さえておけば、後悔しないキッチン選びができるはずです。 ぜひ最後までお読みいただき、あなたの理想のキッチンを叶えるヒントを見つけてください。
目次
【素材別】オーダーキッチンで失敗しないためのお手入れ法
憧れのオーダーキッチンを長く愛用するためには、素材ごとの特性を理解し、正しいお手入れ方法を知ることが不可欠です。ここでは、特に人気のある素材をピックアップし、日々の暮らしで実践できるお手入れのコツをご紹介します。
無垢材カウンター

温かみのある風合いが魅力の無垢材カウンター。木目や経年による色の変化を楽しめるため、根強い人気があります。しかし、お手入れに関しては少しだけ注意が必要です。
無垢材は水に弱く、水滴を放置すると白い輪ジミになってしまうことがあります。これは、木の表面の塗装やオイルに水が浸透して、白濁してしまう現象です。たった数分放置しただけでも起こることがあり、一度ついてしまうと取り除くのはなかなか大変です。
プロの職人は、目立たないシンク周りなどに水垂れ防止のコーティングを施すことがありますが、家庭でも同様の対策が可能です。日々の暮らしの中では、コースターや専用マットを「面倒くさがらずに使う」ことが何より大切です。無垢のテーブルにも同じことが言えるので、ぜひ心がけてみてください。また、年に数回、専用のオイルでメンテナンスすることで、木の美しさを保ち、汚れがつきにくくなります。
ステンレスワークトップ

「ステンレスは傷がつきやすい」とよく耳にしますが、これは半分正解で、半分は誤解です。安価なキッチンに使われる薄いステンレスは、確かに凹みやすく、傷も目立ちがちです。
一方で、オーダーキッチンで使われるような厚みのあるステンレスは、耐久性が高く、へこみにくいのが特徴です。さらに、仕上げ方によっても傷の目立ち方が大きく変わります。プロの料理人に選ばれることが多いバイブレーション仕上げは、規則的な細いラインが入っているため、小さな傷が目立ちにくく、使うほどに味わいが増していきます。
対策としては、傷が目立たないように、あえてバイブレーション仕上げなどの特殊な加工を選ぶことがおすすめです。もちろん、日頃から丁寧にお手入れすることも大切ですが、ライフスタイルに合わせて素材の特性を理解し、賢く選ぶことで、ストレスなく美しいキッチンを保つことができます。
酸性・アルカリ性汚れ

高級感あふれる天然石のカウンターは、美しい模様と重厚感が魅力です。しかし、その多くは酸性やアルカリ性の汚れに弱いという性質を持っています。
たとえば、レモン汁やワイン、お酢といった酸性の液体や、洗剤、漂白剤といったアルカリ性の液体をこぼしたまま放置すると、シミになったり、表面が変色したりする可能性があります。これらは「隠れ酸性・アルカリ性汚れ」とも言え、気づかないうちにカウンターの美しさを損ねてしまうことも。
天然石を美しく保つためには、「汚したらすぐに拭く」という鉄則を徹底することが最も重要です。特に、料理中に出るレモンやトマトなどは、放置せずすぐに拭き取る習慣をつけましょう。
レイアウトと動線も「お手入れのしやすさ」に直結する
素材選びにばかり気を取られがちですが、実はキッチンのレイアウトも、日々の掃除のしやすさに大きく影響します。
例えば、人気のI型キッチン。シンプルで動線が短く済む反面、シンクとコンロが離れすぎていると、調理中に水や油が床に飛び散りやすくなります。一方で、近すぎると、壁への油はねが気になりがちです。
対策としては、キッチン選びの際にショールームで実際に調理から洗い物までの動線をシミュレーションしてみるのがおすすめです。また、飛び散りやすい場所の壁材を、拭き取りやすいパネルやタイルにするなど、事前に計画することで、日々の掃除が格段に楽になります。見た目の美しさだけでなく、あなたのライフスタイルに合わせたレイアウトを考えることが、愛着の湧くキッチンづくりの第一歩です。
オーダーキッチンの選び方のコツ

素材選びだけでなく、キッチンの計画段階からいくつか意識しておくべきポイントがあります。後悔しないオーダーキッチン選びのために、以下の3つのコツを押さえておきましょう。
ライフスタイルと動線を考える
「素敵なキッチン」の写真を見て「これにしたい!」と思っても、それが必ずしもあなたの暮らしに合うとは限りません。まずは、今の暮らしを振り返ってみましょう。毎日家族のために3食作るのか、週末にまとめて作り置きするのか、それとも外食が多いのか。大人数で料理することが多い場合は、複数人で作業できる広さが必要です。また、誰が主にキッチンを使うかも重要なポイントです。
身長や利き手に合わせて、カウンターやコンロの高さを調整できます。お子さんと一緒に料理を楽しむなら、安全性を考慮した設計も大切です。家事全体の動線、たとえば洗濯機や冷蔵庫、食器棚との位置関係はどうでしょうか。キッチンのレイアウトは、リビングやダイニングとの繋がりも考慮すると、より快適な空間になります。
デザインと機能性のバランスを考える
デザインを優先しすぎると使い勝手が悪くなったり、逆に機能性ばかりを追求すると無機質になったりします。このバランスが、オーダーキッチン成功の鍵です。収納は「見せる」か「隠す」かで印象が大きく変わります。
お気に入りの食器や調理器具は「見せる収納」でディスプレイするのも素敵ですし、生活感を出したくない場合は、扉で隠せる「隠す収納」を多めに計画しましょう。また、最新設備が本当に必要かを考えることも大切です。
高機能な食洗機やオーブンは魅力的ですが、本当に使いこなせるか、お手入れの手間はどうかを検討してみましょう。シンプルなガスコンロやIHヒーターでも、毎日の調理は十分楽しめますよ。
信頼できる業者を探す
オーダーキッチンは、既製品のキッチンと違い、あなたの要望を形にしてくれる職人やデザイナーの腕が重要です。過去の事例を見ることで、その業者がどのようなデザインを得意としているか、品質はどうかを把握できます。
また、担当者との相性も非常に大切です。あなたの漠然としたイメージを、具体的な形に落とし込んでくれるコミュニケーション能力があるかを見極めましょう。
何度でも相談しやすい、信頼できるパートナーを見つけることが成功の秘訣です。万が一の不具合やメンテナンス時に、迅速に対応してくれるかどうかも、アフターサービス体制として重要なポイントです。
まとめ:あなたのライフスタイルに合わせた「賢い」キッチン選びを
「憧れのキッチン」と「本当に使いやすいキッチン」は、必ずしも同じではありません。カタログやSNSの写真だけを信じず、あなたの暮らし方や性格(例えばこまめにお手入れができるか?など)に合わせた素材選びが何より大切です。
この記事が、あなたのキッチン選びの参考になり、後悔のない、愛着の湧くキッチンと出会うきっかけになれば幸いです。
NOKKIへの来場予約やご相談は、LINEからお気軽にどうぞ。
YouTube
オーダーキッチンや暮らしのアイデアは、YouTubeでもご紹介しています。
/////////////////////////////////////////////////////////////
NOKKI(ノッキ)は、『キッチンからはじめる住まいづくり』をテーマに、2023年11月に福井県森田地区にオープンしました。
従来の間取り先行型の家づくりではなく、キッチンから始まる「暮らし方」を体験できます。
幸福度No.1と言われる北欧基準の幸せな暮らし方を、お客様にご提案いたします。

「キッチンからはじめる住まいづくり」にふさわしい、延べ床面積2000㎡の日本最大級の輸入キッチン機器を体験いただけるショールームです。
またウェルビーイングをコンセプトとした8つのエリアや、実際にお客様が暮らしを想像できるモデルルームを3つご用意しております。

日本一の幸福度といわれる福井で、全国の建築デザイナーやインテリアコーディネーター、収納アドバイザーなどトッププロ達とお客様とをマッチングし、専門家と一緒に理想の住まいづくりをサポートいたします。
ぜひ一度お越しください!
北欧キッチン&インテリア スタジオ NOKKI (ノッキ)
住所: 福井県福井市定正町102
定休日: 水曜日(祝日は営業)
営業時間: 10:00〜18:00 (平日完全予約制)
電話番号: 0776-56-7055
駐車場: あり(無料)
キッチンからはじめる住まいづくりにご興味がある方はお気軽にLINEでご相談くださいね。
/////////////////////////////////////////////////////////////
