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海外製食洗機の寿命は長い!後悔しないための賢い選択方法

こんにちは。北欧キッチン&インテリア スタジオ NOKKI(ノッキ)です。

みなさんの苦手な家事は何ですか?よく挙げられるのが、掃除機がけ、洗濯、ゴミ出し、そして食後のお皿洗いです。
実は家事の中でお皿洗いをしている時間は1回で20分と言われています。
1日に1回のお皿洗いでも、1年間でなんと7,300時間もかけているから驚きです。

忙しい現代人の強い味方となる食洗機。一度使うと手放せなくなる、とても便利な家電です。
そんな働き者の食洗機にも「寿命」は訪れます。頼もしい相棒だからこそ、賢く選んで長く使いたいですよね。

今回は、食洗機が使い続けられる長さについて紹介していきます。

食洗機の寿命は平均何年?種類別に解説

食洗機は日々の家事を楽にしてくれる便利な家電ですが、いつかは寿命が訪れます。

一般的に食洗機の寿命は10年が目安とされていますが、実は日本製と海外製によっては大きく差があるのはご存知ですか?

ここでは、それぞれの寿命の目安と性能の違いを詳しく見ていきます。

【日本製】ビルトイン食洗機の寿命は約10年

日本製のビルトイン食洗機の寿命は、一般的に約10年と言われています。

国内メーカーは、日々の食器洗いをサポートすることを想定して製品を設計しているためです。この10年という期間は、メーカーが修理用部品を保有する期間とも関連しています。

もちろん使い方やメンテナンス次第で10年以上使えることもありますが、調子が悪くなった際の買い替えを考える一つの目安として覚えておくと良いですよ。

【海外製】ビルトイン食洗機の寿命は約20年

海外製のビルトイン食洗機は、約20年という長い寿命を想定して設計されているのが特徴です。

例えば、ドイツの高級家電メーカー「ミーレ」では、20年間の使用を想定した厳しい品質テストを実施しています。海外では食洗機を長く使う生活家電というより「住宅設備の一部」と捉える文化が根付いているためです。

初期費用は高めですが、長期間にわたって安心して使い続けられる点は大きな魅力と言えます。

参照:ミーレ・ジャパン公式サイト

【日本製VS海外製】食洗機の性能を徹底比較

日本製と海外製の食洗機は、寿命だけでなく機能やサイズにも違いがあります。

どちらが良いということではなく、ご自身のライフスタイルに合ったものを選ぶことが大切です。

それぞれの特徴を以下の表にまとめました。

比較項目 海外製 日本製
サイズ 60cmのワイドタイプが中心 45cmのスリムタイプが中心
一度に洗える食器数 約12人分 約4〜6人分
開閉方法 ドアが手前に大きく開く

フロントオープン式

引き出しのように開閉する

スライドオープン式

洗浄力 高温・高圧水流で予洗い不要 繊細な水流で軽い予洗いを推奨
乾燥機能 洗浄時の熱を利用する余熱乾燥 温風で乾かすヒーター乾燥
車庫内の材質 丈夫で衛生的なステンレス製 コストを抑えやすい樹脂製
導入コストの目安 40万円以上 20万円台から

海外製は大容量でパワフルな洗浄力が魅力ですが、設置には広いスペースと高めの初期費用が必要です。

一方、日本製はコンパクトで日本のキッチンに導入しやすく、コストを抑えられるのがメリットといえます。

 

食器洗いは入れるだけOK!大人気の海外製食洗機を紹介

海外製の食洗機は、予洗いなしでも汚れをしっかり落とす洗浄力と、一度にたくさんの食器を洗える大容量が魅力です。

デザイン性も高く、キッチンの主役にもなります。ここでは、特に人気が高い4つの海外メーカーの特徴をそれぞれご紹介します。

ミーレ:大容量で使いやすい

ドイツの老舗メーカー「ミーレ」の食洗機は、家族1日分の食器もまとめて洗える大容量と、使い勝手の良さで高い人気を誇ります。

広々とした庫内には、カトラリーや小物をすっきり整理できるので嬉しい使用です。

深さや幅を調整できるため、お箸やおたま、小さなエスプレッソカップまで効率よく収納できます。

洗浄後にドアが自動で少し開く「AutoOpen乾燥」機能で、食器の水滴や庫内の湿気を逃がし、乾燥を促進してくれるのも嬉しいポイントです。

関連記事:ミーレ食洗機がリニューアル!エコ&高さ90cm対応モデルも

ボッシュ:運転音がとても静か

「ボッシュ」の食洗機は、運転音の静かさが最大の特徴です。リビングと一体になったオープンキッチンでも、会話やテレビの音を邪魔しません。

その秘密は、独自の「エコ静音運転機能」がついているためです。

運転音は、図書館で推奨される声と同程度の約42dB。食洗機を回すのは深夜であることが多いため、時間を気にせず、いつでも気兼ねなく使えるのが大きな魅力です。

使用感が気になる人は、関連記事を読んでみてくださいね。

関連記事:BOSCH食洗機はメリットいっぱい!気になる音と洗浄力、ボッシュの好きなところをご紹介

カゲナウ:デリケートな食器にも対応

最高級ビルトインキッチン機器ブランド「ガゲナウ」の食洗機は、繊細なワイングラスなども安心して洗える高い保護性能を備えています。

専用のグラスホルダーが大切な食器をしっかりと固定し、破損を防ぎます。さらに、鉱物の一種「ゼオライト」が湿気を吸収して熱に変換する乾燥方式を採用。

高温の温風を使わないため、デリケートなガラス製品やプラスチック食器も傷めることなく、水滴の跡も残さずピカピカに仕上げてくれます。大切な食器を長く使いたい方に最適です。

関連記事:ミーレの食洗機と比べて選ぼう【ガゲナウ編】

アスコ:シンプルで機能的

スウェーデン発の「アスコ」は、北欧デザインならではのシンプルさと、質実剛健な機能性が魅力のブランドです。

庫内の主要部品に高品質なステンレスを採用されていて美しいの一言。これにより、耐久性と衛生面を高いレベルで実現しています。

また、和食器も入れやすいバケット設計になっているのは、日本人なら嬉しく食器選びの好きな人からも高い支持を得ています。

関連記事:ASKO(アスコ)食洗機の魅力を徹底解説!ミーレとの比較も

 

食洗機の寿命かも?買い替えを検討すべきサインとは

毎日使っている食洗機から、いつもと違うサインが出ていませんか?それは寿命が近づいている合図かもしれません。

ここでは、買い替えを検討すべき5つの具体的な症状を解説します。

放置すると悪化することもあるため、早めに気づいて対処することが大切です。

エラー表示が頻繁に出るようになった

エラー表示が頻繁に出る場合、食洗機内部の電子部品やセンサーが劣化しているサインです。

取扱説明書の手順でリセットしてもすぐに同じエラーが再発するなら、根本的な故障が考えられます。

簡単な部品の不具合なら良いですが、基板などの重要部品に問題が起きている可能性もあります。

このような症状が続くなら、修理を検討するとともに買い替えも視野に入れるタイミングと言えるでしょう。

これまでと違う異音がするようになった

運転中に「ガガガ」「キーキー」といった、これまで聞こえなかった異音がしたら注意が必要です。

内部で部品が外れていたり、モーターやポンプが劣化したりしている可能性があります。特に、物がぶつかるような大きな音は、回転ノズルなどに何かが干渉しているのかもしれません。

放置すると他の部品まで傷つけて故障が悪化する恐れもあるため、明らかな異音は寿命が近いサインと捉え、早めの対応をおすすめします。

水漏れが発生するようになった

食洗機の本体下やドアの隙間から水が漏れている場合、危険な状態なのですぐに使用を中止してください。

ドアのゴムパッキンの劣化や、給排水ホースの亀裂などが主な原因です。水漏れは、床やキッチンキャビネットを傷めるだけでなく、漏電による火災のリスクも伴います。

修理費用が高額になるケースも多いため、安全面を最優先に考え、買い替えを本格的に検討すべきサインです。

洗い残しや乾燥ムラが目立つようになった

フィルターやノズルを掃除しても、食器の汚れが落ちにくくなったり乾燥ムラが出たりするのは性能低下のサインです。

水を循環させるポンプの力が弱まっていたり、乾燥機能のヒーターが劣化していたりする可能性があります。

グラスが白く曇る、お皿の油汚れが残るといった状態が続くのは、食洗機が本来の役目を果たせなくなっている証拠です。

家事の時短というメリットが薄れてきたら、買い替えの時期かもしれません。

電源が入らない・運転が途中で止まる

電源ボタンを押しても反応しない、または運転サイクルが完了する前に停止してしまう症状は、深刻な故障の可能性があります。

電源基板の不具合や、ドアセンサーの故障などが考えられ、原因の特定が難しいケースです。

コンセントを抜き差ししても改善しない場合、内部の電子系統に問題が起きていると考えられます。

食洗機として全く機能しない状態のため、修理費用と新品の購入費用を比べて判断するのが賢明です。

 

食洗機を買い替える3つの判断基準

食洗機の調子が悪い時、修理して使い続けるか、新品に買い替えるかは悩ましい問題ですよね。高額な出費で後悔しないためにも、冷静な判断をしましょう。

ここでは買い替えを判断するための3つの基準を紹介しますので、ご家庭に合った選択の参考にしてください。

修理費用が高額になる

修理にかかる費用が高額になる場合は、買い替えを検討するのが賢明です。

長年使用した食洗機は、一箇所だけでなく複数の部品が同時に劣化している可能性があります。

例えば、修理の見積もりが5万円を超え、一方で最新モデルが10万円台で購入できるなら、新しい製品を選ぶ方が長期的に見てお得なケースが多いです。

まずは修理費用の見積もりを取り、新品の価格と比較して冷静に判断しましょう。

メーカーの部品保有期間が過ぎている

食洗機が故障した際、修理の可否を左右するのが「補修用性能部品の保有期間」です。これは修理に必要な部品をメーカーが保管している期間のことで、製品の製造打ち切り後6年程度が一般的です。

この期間を過ぎてしまうと、メーカーに修理用部品の在庫がなくなり、故障内容によっては修理自体が不可能になります。使用年数が7年を超え、メーカーの部品保有期間も過ぎている場合は、新しいモデルへの買い替えが賢明な判断基準の一つとなりますね。

省エネ性能や最新機能に魅力を感じる

最新モデルの優れた省エネ性能や便利な機能に魅力を感じるなら、それは良い買い替えのタイミングです。10年前の機種と比較して、現在の食洗機は電気代や水道代を抑える技術が格段に進歩しています。

また、より静かに運転する静音設計や、ミーレのようにスマートフォンと連携できるモデルも登場しました。

日々の光熱費を節約し、より快適な暮らしを実現するために、機能面を重視して買い替えるのも良い判断といえるでしょう。

 

今日から実践!食洗機の寿命を延ばすためのメンテナンス術

食洗機は高価な家電だからこそ、少しでも長く使いたいものですよね。

実は、日々の簡単なお手入れや月1回のメンテナンスを心掛けるだけで、食洗機の寿命を延ばし、洗浄力を保つことができます。

今日から実践できる5つのメンテナンス術をご紹介します。

使用後は毎回残さいフィルターを掃除する

食洗機の寿命を延ばすために最も大切なのが、使用後の残さいフィルターの掃除です。

フィルターには、食器から剥がれ落ちた食べ物のカスが溜まります。これを放置すると、悪臭やカビが発生する原因になるほか、フィルターが目詰まりして洗浄力の低下にも繋がります。

掃除はとても簡単で、フィルターを取り外して水で洗い流すだけです。毎日の習慣にして、庫内を清潔に保ちましょう。

食器を入れる前に簡単な予洗いをする

日本製食洗機の場合、食器を入れる前に簡単な予洗いをすると長持ちに繋がります。

ご飯粒やソースといった大きな汚れをあらかじめ洗い流しておくことで、フィルターやノズルの詰まりを防げるためです。

ただし、強力な水流が特徴の海外製食洗機は、予洗い不要でそのまま入れられるモデルがほとんどです。

お使いの機種の特性に合わせて、上手に使い分けることをおすすめします。

月に1度は庫内を洗浄する

月に1回は、食洗機専用の洗剤を使って庫内全体を洗浄しましょう。

一見きれいに見えても、配管やノズルの穴など見えない部分には水アカや油汚れが溜まっています。放置すると、故障や水漏れの原因になりかねません。

最近の海外製食洗機には「庫内洗浄モード」が搭載されているものも多く、ボタン一つで手軽にメンテナンスできるので非常に便利です。

食器の詰め込みすぎに注意する

洗浄力を最大限に引き出すため、食器の詰め込みすぎには注意が必要です。

一度にたくさんの食器を洗いたい気持ちは分かりますが、無理に詰め込むと洗浄水が隅々まで行き渡りません。その結果、洗い残しが発生しやすくなります。

また、食器同士がぶつかって回転ノズルの動きを妨げることもあります。食器の間には適度な隙間を空け、正しくセットすることが大切です。

定期的に回転ノズルの詰まりを確認する

定期的に回転ノズル(スプレーアーム)の噴射口をチェックする習慣もつけましょう。

回転ノズルは、水を噴射して食器の汚れを洗い流す重要なパーツです。

この噴射口に食べ物のカスや水アカが詰まると、水の勢いが弱まり、洗浄力が著しく低下します。

ノズルは取り外せるものがほとんどなので、詰まりを見つけたら、つまようじやブラシなどで優しく取り除きましょう!

 

まとめ|食洗機の寿命を延ばして快適な生活を手に入れよう

食洗機を長く快適に使うためには、寿命の目安と日々の手入れが大切です。日本製は約10年、海外製は20年持つ食洗機もあり、それぞれの特徴を理解して選ぶことが賢い選択です。

ですが、実際に見てみないことには判断できないですよね。

そんな方には、NOKKIのショールームがおすすめです。今回挙げた海外食洗機を実際に体験・比較することができちゃいます。

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